近年の糖尿病学の進歩は著しく、また、その範囲も多岐にわたっており、現況の学術集会のみでは先進的な糖尿病治療、1型糖尿病の診療や研究に
携わる方々の相互交流の場として十分ではないと認識されております。
以上を鑑み、「インスリンポンプ治療研究会」として発足し、最近では「日本先進糖尿病治療研究会」として活動してきた研究会と1型糖尿病の成因解明を主たる目的として活動してきた「1型糖尿病研究会」が手を携え、2018 年以降、年次研究会を合同開催することとなり、2022年からは年次研究会開催時の研究会名を「日本先進糖尿病治療・1型糖尿病研究会」に変更し、さらに、2025年より両研究会は正式に一つの研究会として合併し、
「日本先進糖尿病治療・1型糖尿病研究会」(Japanese Study Group of Advanced Diabetes Treatment and Type 1 Diabetes: (JAD-T1D))と呼称することとなりました。
本研究会の目的は、糖尿病治療薬や関連検査法をはじめ、先進的な糖尿病治療に関する研究・発表・啓発を行い、その意義、将来の可能性等を明らかにし、また、1型糖尿病に関する研究・発表・啓発を行い、その病態解明と適正治療を検討することで、広く糖尿病治療の発展に寄与することであります。そして、本会の会員は、先進的な糖尿病治療に関心の深いあるいは1型糖尿病の研究と治療に関心の深いメディカルスタッフを含めた医療従事者を中心に構成されます。以上にご賛同いただける皆様におかれましては、ぜひ、ご参画いただき、力を合わせて本会を大きく発展させていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。